フジのハーフサイズのカメラ。1985年発売。テレ/ワイドの二焦点。前面にある円形のレンズカバーを回転させてレンズの切り替えを行なう。機能は意外と盛りだくさんで、逆光補正、テレビ画面撮影のためのTVモード、秒2コマの連写もできる。
レンズはテレ、ワイドともに3群3枚。23mm/F8と69mm/F8。35mm換算でそれぞれ34mmと100mmになる。
ピント合わせは、ワイド側はパンフォーカス(1m〜∞)、フォーカスレバーで1mと0.5mにも合わせられる。テレ側は3点ゾーンフォーカス。ハーフは被写界深度があるのでテレ側でも意外とピントは合う。
結構いい写りをする。
露出はプログラムAE。フラッシュは低輝度自動発光で、ワイド側では内臓フラッシュがポップアップするが、テレ側では光量不足になるので格納されたまま。シャッターボタン脇の小さなボタンを一緒に押すと連写できる。シャッタースピードは1/30〜1/500秒。TVモードボタンを押すと1/30秒に固定され、フラッシュはつかない。
フィルム給送はプレワインディング方式。見ての通り上下に送られるので、横長画面です。連写モードで撮ったのをコンタクトプリントすると楽しい。
電源はリチウム電池だが、交換は基本的にメーカーで行うことになっている。しかしバッテリー交換の度にメーカーへ送り返すことを強いられるなんて、いったいどういう魂胆なのか...
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